競馬必勝法の歴史


菊池寛先生ののこした競馬必勝法の3要素

わが国で最も古い競馬必勝法の記事を探してみたところ、こんな文を見つけた。

<馬券は、勝ち馬の鑑定の巧拙で損得を争ふものであって、偶然の結果に、金を
賭することではないから、必ずしも賭博ではないだろう>

これは、1932年『改造』1月号に掲載されている、作家菊池寛先生の「競馬
談」の文の一説だ。

競馬はギャンブルではない・・・すごい考え方かもしれない。今から、75年前
に菊池寛先生はもう見越していたのだろうか・・・

競馬必勝法なるものは存在すると考えていたかもしれないと思わせる文も残って
いる。


また、菊池寛先生は、「競馬談」のなかで馬券検討を次の3つに分けて見出しを
掲げている。

「血統と馬格」「馬格と気配」「記録」

また、同様の文で「厩舎情報」に関しては船頭の天気予報とバッサリ切り捨てて
いるのも興味深い。

ここから、戦前から戦後への競馬必勝法の変遷が見て取れる・・・

Posted by kantetsu410 : 14:57 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲

競馬必勝法の天才


天才【ピッツバーグ・フィル】について

競馬必勝法の天才といえば、大川慶次郎氏を挙げる往年ファンも多いだろう。

しかし、本当の天才といえば、僕自身はこの名前を挙げさせてもらう。

その名は「ピッツバーグ・フィル」。

彼は馬券だけで生涯500万ドルの資産を得たといわれている。

彼がなくなったのは、20世紀の初頭だ。その頃の500万ドルがどれくらいの
価値なのかは想像してもらいたい。


彼は、「競馬はビジネスと考えれば絶対に勝てる」とも豪語していた。

500万ドルの資産を残したことだけでも、わかると思うが、それを実現させて周囲を驚
かせてきた。

彼は、あらゆる予想ファクターを、誰よりも精密に、そして時間をかけて分析し
ていた。格に始まり、負担重量、タイム、騎手、調教師、展開、血統と、思いつ
くものは片っぱしから分析したと思えるほど。

どれだけの時間を要していたのかはわからないが、1レースの馬券を買うだけで
も、かなりの時間がかかるのは想像に難くない。

彼は、43歳の若さでこの世を去っている。過労だった。

フィルは、晩年のインタビューで「馬は格だ」としきりに強調している。

日本のレースにたとえると、「東京芝1600mを1:34:7」で走った50
0万条件の馬と、「同コースを1:36:2」で走った1000万条件の馬が戦
えば、クラスの上の馬が勝つというクラス重視の論理だ。

それから、およそ70年、スピード指数理論を発表したアンドリュー・ベイヤー
の登場まで、長くアメリカの予想文化を支配してきた考え方だ。


Posted by kantetsu410 : 14:58 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲

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